【4月23日 MODE PRESS】米・ニューヨーク市内で21日、食物に恵まれない人々を支援する団体「フードバンク・ニューヨークシティ(Food Bank For New York City)」主催のチャリティディナー兼「第26回キャン・ドゥー アワード(Can-Do Awards Dinner)」授賞式が開催された。

 今年は、米歌手のジョン・ボン・ジョヴィ(Jon Bon Jovi)と、飢えを無くすことを目標に活動する非営利団体「BedStuy Campaign Against Hunger」のMelony Samuels牧師が受賞。サプライズゲストとして登場したビル・クリントン(Bill Clinton)元大統領をはじめ、ロックバンド「U2」のボーカル、ボノ(Bono)やR.E.M.のマイケル・スタイプ(Michael Stipe)、デザイナーのアイザック・ミズラヒ(Isaac Mizrahi)、俳優のジミー・ファロン(Jimmy Fallon)、モデルのヘレナ・クリステンセン(Helena Christensen)らゲストが祝福した。

 イベントの司会者の1人でシェフのマリオ・バターリ(Mario Batali)は「時間にも文化にも富んだこの国で、いまだに18%の人々が飢えに苦しんでいる現実を許してはいけない。このチャリティディナーは、とても簡単なこと。友達をたくさん招待して、ディナーを楽しんでもらい、その代金を飢えている人に寄付するというものです。今夜だけで、約100万ドル(約1億円)の寄付金が集まるでしょう。これで500万食分が確保できます」と話した。

 俳優のスタンリー・トゥッチ(Stanley Tucci)の司会進行で、ゲストはアンソニー・ボーディン(Anthony Bourdain)ら有名シェフ達が手掛けた食事やオークション、ロックバンドR.E.M.のによるライブパフォーマンスを楽しみ、心もお腹も満たされる夜を過ごした。(c)Fashion Week Daily/MODE PRESS

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