イラク靴投げ記者、禁固1年に減刑
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【4月8日 AFP】前年12月にイラクを訪問したジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)前米大統領に向けて靴を投げつけ、禁固3年の判決を受けたイラク人テレビ記者ムンタゼル・ザイディ(Muntazer al-Zaidi)被告(30)について、担当弁護士は7日、控訴裁判所が禁固1年に減刑する決定を下したと明らかにした。
弁護士によると、犯行の動機や、まだ若いこと、犯罪歴がないことなどが考慮されたと説明した。服役態度が良いことも判断材料になったという。
イラクの法律では、禁固刑における1年間の実質的な服役期間は9か月と定められている。さらに同被告は既に3か月拘置されているため9月14日にも出所する見込みだ。
靴を投げつける行為はアラブおよびイスラム諸国では最大級の侮辱と見なされており、「公式訪問中の外国元首に対する敵対行為」で起訴されたザイディ被告には最高で15年の禁固刑が下される可能性があった。(c)AFP/Marwa Sabah
弁護士によると、犯行の動機や、まだ若いこと、犯罪歴がないことなどが考慮されたと説明した。服役態度が良いことも判断材料になったという。
イラクの法律では、禁固刑における1年間の実質的な服役期間は9か月と定められている。さらに同被告は既に3か月拘置されているため9月14日にも出所する見込みだ。
靴を投げつける行為はアラブおよびイスラム諸国では最大級の侮辱と見なされており、「公式訪問中の外国元首に対する敵対行為」で起訴されたザイディ被告には最高で15年の禁固刑が下される可能性があった。(c)AFP/Marwa Sabah