【3月21日 AFP】パキスタン政府は19日、最大野党パキスタン・イスラム教徒連盟シャリフ派(Pakistan Muslim League-Nawaz、PML-N)を率いるナワズ・シャリフ(Nawaz Sharif)元首相と、弟のシャバズ・シャリフ(Shahbaz Sharif)元パンジャブ(Punjab)州首相の被選挙権を無効とした決定を不服として最高裁に再審を請求した。

 パキスタンの最高裁は2月25日、刑事事件で有罪判決を受けたことを理由に2人の被選挙権を無効とする決定を下していた。

 再審請求はユサフ・ギラニ(Yousuf Raza Gilani)首相の命令によるもの。ギラニ首相は16日、罷免された判事を復職させ、シャリフ氏らの被選挙権停止について再審を求める考えを示した。これを受けシャリフ氏は首都イスラマバード(Islamabad)で予定されていた大規模な反政府抗議行動を中止し、混乱の激化も予測されていたパキスタン情勢は沈静化に向かっていた。(c)AFP