【3月13日 AFP】17年前に偽装旅券で入国したため東京入国管理局から国外退去を命じられていたフィリピン人、カルデロン・アラン(Arlan Cruz Calderon)さん(36)と妻のサラ(Sarah Calderon)さん(38)は13日、命令を受け入れ帰国する意志をあきらかにした。中学1年ののり子さん(13)は、日本に残りサラさんの親族が養育するという。
 
 カルデロンさんは、日本生まれののり子さんが日本語しか理解できないことなどを理由に、一家3人の在留特別許可を求めていたが、夫妻はのり子さんの始業式を見届け、4月13日に帰国する。(c)AFP