【3月13日 AFP】(記事更新)大マンチェスター警察(Greater Manchester Police、GMP)は12日、オールド・トラフォード(Old Trafford)で行われたサッカー欧州チャンピオンズリーグ2008-09(UEFA Champions League 2008-09)決勝トーナメント1回戦終了後に、インテル(Inter Milan)のジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督がサポーターに暴行を働いた容疑がかかっているとして、捜査していることを明らかにした。

 11日に行われたマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)戦との第2戦に0-2で敗れ、決勝トーナメント1回戦敗退に終わったインテルのモウリーニョ監督は、会場を去る際にサポーターを殴ったとされている。12日に行われた練習で、インテルとモウリーニョ監督は共にこれを否定している。

 大マンチェスター警察の広報担当官は、モウリーニョ監督が関与したとされている事件についての質疑応答で「昨夜、男性がオールド・トラフォードの外で殴られたと通報してきました。暴行容疑で捜査中です」と話している。

 事件が起こったとされたのは、モウリーニョ監督が空港に向かうチームバスに乗り込む際で、そのすぐそばには勝利を喜ぶマンチェスター・ユナイテッドのファンがいた。当局は、マンチェスター・ユナイテッド側に対し、問題の場所に設置された監視カメラの映像を求めている。

 モウリーニョ監督に殴られたとされるファンは、警察に対して怪我をしたとは言っておらず、治療も受けていない。(c)AFP/Alec Kennedy