【3月8日 AFP】国民の大半が仏教徒のミャンマーの首都ネピドー(Naypyidaw)で7日、仏塔シュエダゴン・パゴダ(Shwedagon Pagoda)を模して建立されたパゴダの建立式が行われた。タン・シュエ(Than Shwe)国家平和発展評議会議長ら軍政トップを始め、住民数万人が式典に参加した。

 新パゴダ「Uppatasanti Pagoda」は、2005年11月に政府機能が最大都市ヤンゴン(Yangon)の北約400キロのネピドーに移された後、2006年から建設が進められてきた。

 新パゴダの高さは99メートルで、2500年以上前にヤンゴンに建立されたシュエダゴン・パゴダより数十センチ低い。

 新パゴダの外装には金箔が張られるほか、数千人の国民が寄進したダイヤモンド、ルビー、ヒスイ、真珠などの宝石で飾られる。建立式は8日も続き、最上部にダイヤモンドをちりばめた球状の装飾が据え付けられる。

 政府は2002年以来、ミャンマーの山間部に位置する新首都で数々の建築プロジェクトを進めている。(c)AFP