【3月4日 Actipress】携帯電話向けアプリの企画制作・パブリッシングを行う「アプリヤ(APPLIYA)」とキャラクターコンテンツ開発などを手がける「ブロッコリー(Broccoli)」が、アニメやキャラクターを利用したiPhoneiPod touch向けアプリを共同で企画・開発し、販売する。これを記念して4日、都内で発表会が開かれた。

 両社は、第1弾として、今春から海外でも人気の高いアニメーション「ヱヴァンゲリオン」を題材にしたアプリ全5種類を開発。アニメの印象的なカットを合成フレームとして使うことができる「フレームカメラ」、活動限界タイマーを忠実に再現したアラーム機能付時計「活動限界時計」、16種類のスタンプで写真が加
工できる「スタンプカメラ」、壁紙などに使用できる12種類の「カレンダー」、スライド式パズルゲーム「パズル」のラインナップだ。

 「活動限界時計」「スタンプカメラ」は2月26日から、「フレームカメラ」は3月2日から既に発売。好調な売り上げを記録しており、「カレンダー」と「パズル」は近日中に配信予定だ。

 アプリヤの高田洋平制作プロデューサーは、「iPhoneは道具というよりも、嗜好品として使われている。今回のアプリも、コレクションアイテムとして楽しんでもらえるような作りにした」と語る。

 「ヱヴァンゲリオン」アプリは、海外からの関心も高く、発売後には世界中のニュースサイトやブログでトピックとして取り上げられ、サイトのアクセスが10倍に伸びたという。アプリヤの椎谷ハレオ(Haleo Shiiya)代表取締役社長は「現在、iPhoneアプリのダウンロード数を比較すると、圧倒的に米国などの海外の割合が高い。これからは日本から海外にアプリを輸出していきたい」と意欲を見せた。

 両社は今後も共同でiPhone/iPod touch向けアプリの企画開発を継続的に行なっていく。 (c)Actipress

【関連情報】
◆アプリヤ公式サイト
◆ブロッコリー公式サイト
◆ヱヴァンゲリヲン新劇場版公式サイト