【3月4日 AFP】南アフリカとオーストラリアの研究チームは、南アフリカでAugrabies Flat Lizardと呼ばれる種類のトカゲの若い雄が、成熟した雄の攻撃から身を守るために「女装」することを発見した。

 研究チームによると、このトカゲは十分に身を守れるほどに成長するまで、成熟した雄の特徴である派手な体色を体表面に発色させることを遅らせるのだという。

 研究者の1人は、「成熟した雄は、若いライバルたちを追い回し、かみつく。適切な時期まで体色の発色を遅らせることで、われわれが『シーメール』と呼んでいる若い雄たちは、逆境を何とか切り抜けているのだ」と語った。(c)AFP