【3月3日 AFP】イスラエル軍の攻撃により破壊されたパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)の再建や経済復興に向けた国際会議が2日、エジプトのシャルムエルシェイク(Sharm El-Sheikh)で開幕した。同会議では総額数十億ドル(約数千億円)規模の拠出が表明される見込み。

 一方で、会議に出席しているヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)米国務長官は、パレスチナへの経済支援は、イスラエルとの包括的和平合意の締結に向けた努力と切り離して考えることはできないと語った。

 会議参加国は、拠出される資金について、欧米諸国などから支持を得ているマフムード・アッバス(Mahmud Abbas)議長率いるパレスチナ自治政府を通して供給されるとし、ガザ地区を実効支配するイスラム教原理主義組織ハマス(Hamas)には渡されないと強調した。イスラエルや欧米諸国がテロ組織に指定しているハマスは、今回の会議には招かれなかった。

 パレスチナ自治政府は、会議に参加した約70の国や団体などから、28億ドル(約2700億円)の拠出を見込んでいる。

 米政府は9億ドル(約880億円)の拠出を明言しているが、クリントン国務長官は拠出した資金が「渡ってはいけない者」の元に届いてはいけないとあらためて強調した。(c)AFP/Ezzedine Said