アカデミー賞長編アニメ部門は『ウォーリー』に栄冠
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【2月23日 AFP】第81回アカデミー賞(Academy Awards)授賞式が22日に開催され、人間がいなくなった地球でひたすらゴミを集め続けるロボットを描いた作品『ウォーリー(Wall-E)』が長編アニメ賞を獲得した。
この作品は、最初の40分間はほとんど会話もなく、きちょうめんにゴミを集める「ウォーリー」を描き続ける。このサイレントムービーのようなスタイルは、チャーリー・チャップリン(Charlie Chaplin)の映画をヒントにしている。その後、地球に降りたった「イブ(Eve)」というロボットに「ウォーリー」が心を奪われ、ストーリーは展開していく。
監督は、アンドリュー・スタントン(Andrew Stanton)氏。遠い未来の、荒れ果てた地球の描き方が高く評価されている。(c)AFP