【2月23日 AFP】イタリア・セリエA、ACミラン(AC Milan)のデビッド・ベッカム(David Beckham)は22日、米メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシー(Los Angeles Galaxy)からミランへの完全移籍に関し、今後1週間で何らかの進展があることを明らかにした。

 ベッカムの移籍騒動は数週間にわたり紙面の見出しを独占しており、ベッカムとミランは完全移籍を望んでいる立場を明確にしている。しかし、ギャラクシーは同選手に対するミランの条件提示を4度拒んでいる。

 22日に行われたカリアリ(Cagliari Calcio)とのリーグ戦後に移籍について問われたベッカムは「本当に何も知らないが、大事な1週間になることは分かっている。ミランに残りたい。ギャラクシーからは何も聞いてないが、便りがないのは良い知らせって言うしね」と語っている。

 ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ(Adriano Galliani)副会長は、ギャラクシー側が「話にならない」と評したミランの条件提示を増額することはないと主張しているため、移籍交渉は行き詰まりを見せている。

 移籍金を増額するのかと質問されたガッリアーニ副会長は「有り得ない。私には選手の値打ちについて多くの経験がある。欧州の基準という観点からこれ以上の出費は考えられない。米国は商業的な側面に目を向ける。だが欧州では技術的な理由で移籍は成立するのだ」と語っている。

 一方、ギャラクシーを所有するアンシュッツ・エンターテイメント・グループ(Anschutz Entertainment GroupAEG)のティム・レイウェケ(Tim Leiweke)会長は一歩も引く構えを見せず、ギャラクシー側の評価を下回る条件を受け入れる意向はないと主張している。

 報道されている300万ドルの移籍金についてレイウェケ会長は「2週間前にミランは、拒否するまでわずか数秒しかかからない話にならない条件を提示した。この金額では、ギャラクシーはユニフォームの売り上げの損失も穴埋めすることができない。ミランが彼の獲得に本気であれば、なぜこれほど長引かせているのか。こんな安値で買えると考えているのであればそれは間違いだ」と語っている。(c)AFP