【2月18日 AFP】(写真追加)コソボは17日、セルビアからの独立を宣言してから1周年を迎えた。それに伴い特別議会や記念式典が開かれたが、独立に反発するセルビア人との衝突懸念からこれらの行事は控え目なものとなった。

 ハシム・サチ(Hashim Thaci)首相は、前年、一方的にセルビアからの独立を宣言したのと同じ議会で、「今日はわれわれの誕生日だ。コソボの人びとにとって最大かつ最も重要な祝日だ。過ぎ去った1年はわが国にとって歴史的な成功の年となった」と演説した。

 セルビアからの独立宣言以降、コソボは欧米諸国を中心に54か国から承認され、国歌、憲法、国旗、治安部隊、さらには情報機関など、完全な国家としての象徴を導入している。(c)AFP/Ismet Hajdari