【2月17日 AFP】韓国国防省によると、北朝鮮との武力衝突に対する懸念が高まる中、李明博(イ・ミョンバク、Lee Myung-Bak)大統領は17日、関係者約200人を招集し、最高レベルの国家安全保障会議を開いた。

 韓国大統領がこのレベルの安全保障会議を開催したのは約5年ぶり。会議には軍司令官や情報機関、警察の幹部、各自治体高官などが出席した。

 08年2月に発足した保守派の李明博政権に対し、北朝鮮側はここ数か月対決姿勢を強めており、黄海上の南北軍事境界線「北方限界線(Northern Limit LineNLL)」付近での武力衝突発生が懸念されている。NLL周辺では1999年と2002年に武力衝突が発生、韓国軍側に死者も出ている。

 また近く北朝鮮が、理論的には米アラスカ(Alaska)州にも到達可能とされる長距離弾道ミサイル「テポドン2(Taepodong-2)」の発射実験を行うとの観測も流れている。

 16日、北朝鮮は人工衛星打ち上げを示唆する発表をしたが、観測筋はこれをミサイル実験を実施する口実だと捉えている。(c)AFP