【2月13日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領が商務長官に指名した共和党のジャド・グレッグ(Judd Gregg)上院議員は12日、指名を辞退すると表明した。

 グレッグ上院議員は、オバマ大統領の主要な経済政策に支持できない点があることが辞退の理由だとしている。オバマ大統領の大規模景気刺激策に対する共和党の反発があたらめて示されたかたちになった。

 指名辞退についてホワイトハウスは、グレッグ議員の「心変わり」は残念だと述べ失望感を示した。

 オバマ大統領は3日、ビル・リチャードソン(Bill Richardson)ニューメキシコ(New Mexico)州知事が前月に商務長官の指名を辞退したことを受けて、グレッグ議員を商務長官に指名していた。(c)AFP