【2月11日 AFP】10日のニューヨーク株式市場は、同日米政府が発表した金融機関安定化策に対する失望感から大幅に下落した。

 ダウ工業株30種平均(Dow Jones Industrial Average)は前日比381.99ドル(4.62%)安い7888.88ドルとほぼ3か月ぶりの安値で取引を終えた。

  ハイテク株中心のナスダック(Nasdaq)総合指数も前日比66.83ポイント(4.20%)安い1524.73で、幅広い銘柄で構成するスタンダード&プアーズ(S&P)500種株価指数は前日比42.73ポイント(4.91%)安の827.16でそれぞれ引けた。

 ティモシー・ガイトナー(Timothy Geithner)米財務長官が10日発表した金融安定化策は、市場が期待していた具体性に乏しいとして幅広い銘柄が売られた。(c)AFP