【2月11日 AFP】フィリピン・マニラ(Manila)の北のバターン(Bataan)州バランガ(Balanga)のマニラ湾(Manila Bay)で10日、浅瀬に数百頭のカズハゴンドウの群れが座礁しているのが発見された。地元当局者が明らかにした。

 地元住民らは200頭以上を沖へと誘導したが、すでに3頭が死亡しており、地元当局は、残っているカズハゴンドウを沖へと誘導しないと、さらに多くが死亡する可能性があると懸念を示している。

 水産当局者は当初地元ラジオとテレビ局に対し、座礁しているのはイルカだとしたが、ほかの専門家らはAFPに対し、カズハゴンドウだと語った。獣医師によると、カズハゴンドウは「体の大きさや歯から、イルカと間違われることが多い」と語っている。(c)AFP/Cecil Morella