オーストラリア幸福度調査、トップは地方部 シドニーが最下位
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【1月31日 AFP】オーストラリアでは、地方の小さな町や村に住んでいる人びとの方が、都市部の人びとよりも幸せだと感じていることが、29日発表された調査結果で明らかとなった。
■トップ5は人口4万人未満の地域
オーストラリアン・ユニティ(Australian Unity)とディーキン大学(Deakin University)が共同で実施した最新の幸福度調査「ウェルビーング・インデックス(Wellbeing Index)」では、赤土が広がる同国最北部「トップエンド(Top End)」にある2つのコミュニティーが、満足度の最上位にランクされた。どちらも人口は1万7000人に満たない。
調査結果を執筆したボブ・カミンズ(Bob Cummins)同大教授(心理学)によると、面積の3分の1が低木林や海岸の保護区となっているサウスオーストラリア(South Australia)州沖のカンガルー島(Kangaroo Island)のような大自然の美しい場所や、共同体意識や土地への愛着が強い農耕地帯などが上位にランク入りした。
熱帯野生生物や国立公園、滝などで有名な北部特別地域(準州)の楽園リッチフィールド(Litchfield)や、世界的に有名なウルル(エアーズロック、Uluru)の北に位置する砂漠地帯バークリー(Barkly)も上位5位以内にランク入りした。上位5位の地域はすべて、人口が4万人未満だった。
■幸福感の主因はつながりと地元への誇り
同教授は「地方部でより幸福を感じる主因は、そこに住んだときに得られる共同体意識だ。人びとは互いに深いつながりを持つが、都市部ではそのような状況はほとんどみられない」と述べた。
地元の環境に対する誇りも幸福を感じる重要な要素で、上位にランク入りしたコミュニティーにはそれが反映されているという。
■シドニーが「不幸」な理由
一方、最大都市シドニー(Sydney)は、オーストラリアで最も不幸な場所となった。都心部や南部郊外が最も問題の多いコミュニティーだった。
この中には国内でも人種問題が最も多い地域が含まれており、文化の多様化も進んでいる。カミンズ教授は、調査の結果、1つのコミュニティーに移民の割合が40%を超えると幸福度が減少することが判明したと述べ、「人びとの間でつながりがないことが原因と見られる」と指摘した。(c)AFP
■トップ5は人口4万人未満の地域
オーストラリアン・ユニティ(Australian Unity)とディーキン大学(Deakin University)が共同で実施した最新の幸福度調査「ウェルビーング・インデックス(Wellbeing Index)」では、赤土が広がる同国最北部「トップエンド(Top End)」にある2つのコミュニティーが、満足度の最上位にランクされた。どちらも人口は1万7000人に満たない。
調査結果を執筆したボブ・カミンズ(Bob Cummins)同大教授(心理学)によると、面積の3分の1が低木林や海岸の保護区となっているサウスオーストラリア(South Australia)州沖のカンガルー島(Kangaroo Island)のような大自然の美しい場所や、共同体意識や土地への愛着が強い農耕地帯などが上位にランク入りした。
熱帯野生生物や国立公園、滝などで有名な北部特別地域(準州)の楽園リッチフィールド(Litchfield)や、世界的に有名なウルル(エアーズロック、Uluru)の北に位置する砂漠地帯バークリー(Barkly)も上位5位以内にランク入りした。上位5位の地域はすべて、人口が4万人未満だった。
■幸福感の主因はつながりと地元への誇り
同教授は「地方部でより幸福を感じる主因は、そこに住んだときに得られる共同体意識だ。人びとは互いに深いつながりを持つが、都市部ではそのような状況はほとんどみられない」と述べた。
地元の環境に対する誇りも幸福を感じる重要な要素で、上位にランク入りしたコミュニティーにはそれが反映されているという。
■シドニーが「不幸」な理由
一方、最大都市シドニー(Sydney)は、オーストラリアで最も不幸な場所となった。都心部や南部郊外が最も問題の多いコミュニティーだった。
この中には国内でも人種問題が最も多い地域が含まれており、文化の多様化も進んでいる。カミンズ教授は、調査の結果、1つのコミュニティーに移民の割合が40%を超えると幸福度が減少することが判明したと述べ、「人びとの間でつながりがないことが原因と見られる」と指摘した。(c)AFP