【1月27日 AFP】オンライン百科事典サイト「ウィキペディア(Wikipedia)」は、20日に行われたバラク・オバマ(Barack Obama)新米大統領の就任式後の昼食会で倒れたエドワード・ケネディ(Edward Kennedy)上院議員とロバート・バード(Robert Byrd)上院議員の記事が荒らし編集に遭い、死亡したとの誤った情報が掲載されたことから、編集に関する規制の強化について検討を始めている。

 誤った情報は数分以内に修正されたが、創始者ジミー・ウェールズ(Jimmy Wales)氏は、初めてウィキペディアを編集するユーザーや匿名のユーザーが編集した内容についてはすぐにサイトに反映せず、まず信任を得たユーザーの承認が必要となるいわゆる「Flagged Revisions(フラグ付き改訂)」方式を提案。オンライン投票では、参加者は60対40でこの提案が承認された。

 ウィキペディアの公開討論のページで、ウェールズ氏は「このようなばかげたことはフラグ付き改訂で100%阻止されるべきこと」と述べたが、ウィキペディアがインターネットに接続できる人は誰でもコンテンツを提供・編集できることを誇りとしていることから、フォーラムでは新方式について激論が交わされた。

 ウェールズ氏も、この方式では一部の内容について公表が遅れる可能性をあることに懸念を示しているが、それでも新方式の導入が必要との考えを示した。反対者には代替案を考えるために1週間の猶予が与えられ、その2週間後に再度採決が行われる。(c)AFP