ゴヤの『巨人』、実は弟子の作品 プラド美術館が発表
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【1月27日 AFP】スペイン絵画の巨匠フランシスコ・デ・ゴヤ(Francisco de Goya)の作品として知られている『巨人(The Colossus)』が、実はその師弟によって描かれたものであることが分かった。プラド美術館(Prado Museum)が26日に発表した。
この作品は、逃げまどう人々や動物の上に、怒りを表した巨大な男を描いたもの。スペイン独立戦争(1808-1814)でナポレオン(Napoleon)率いるフランス軍に抵抗するスペインを表現していると考えられている。
同美術館の専門家チームは、前年6月、作品の左下に「AJ」というサインがあることから、ゴヤ作という点に疑問を呈していた。前年には、弟子のアセンシオ・フリア(Asensio Julia)の作品ではないかという調査結果も出ていたが、検証作業を続け、フリア作品という結論に至ったと、26日ホームページで発表した。
専門家チームが、『巨人』のスタイル、技術、構成などの精密な分析を行い、そのほかのゴヤ作品と比較した結果、「技術、明るさ、色彩が乏しい」など顕著な違いがあったという。
しかし美術館側は、作者を断定するには、フリアやそのほかの弟子の作品をさらに研究する必要があるとしている。(c)AFP
この作品は、逃げまどう人々や動物の上に、怒りを表した巨大な男を描いたもの。スペイン独立戦争(1808-1814)でナポレオン(Napoleon)率いるフランス軍に抵抗するスペインを表現していると考えられている。
同美術館の専門家チームは、前年6月、作品の左下に「AJ」というサインがあることから、ゴヤ作という点に疑問を呈していた。前年には、弟子のアセンシオ・フリア(Asensio Julia)の作品ではないかという調査結果も出ていたが、検証作業を続け、フリア作品という結論に至ったと、26日ホームページで発表した。
専門家チームが、『巨人』のスタイル、技術、構成などの精密な分析を行い、そのほかのゴヤ作品と比較した結果、「技術、明るさ、色彩が乏しい」など顕著な違いがあったという。
しかし美術館側は、作者を断定するには、フリアやそのほかの弟子の作品をさらに研究する必要があるとしている。(c)AFP