【1月26日 AFP】ロシア五輪委員会(Russian Olympic CommitteeROC)のレオニード・チャガチェフ(Leonid Tyagachev)会長が、同国国籍を取得した川口悠子(Yuko Kawaguchi)の2010年バンクーバー冬季五輪の出場許可を求め、日本五輪委員会(Japanese Olympic CommitteeJOC)に対し書簡を送付したことが26日に明らかとなった。

 ロシア・フィギュアスケート連盟(Figure Skating Federation of RussiaFSFR)のワレンティン・ピセエフ(Valentin Piseev)会長は「チャガチェフは日本の五輪委員会に対し、川口がバンクーバー五輪にロシア代表として出場する許可を求める内容の書簡を送った」と語っている。

 国際五輪委員会(International Olympic CommitteeIOC)の憲章では、国籍を変更した選手は、最低3年が経過すれば新たな国の代表として五輪に出場する権利を有すると定められているが、当該国の許可があればこの期間は短縮できる。

 川口のロシア国籍取得は2008年12月だが、ロシア側は日本が川口のバンクーバー五輪出場を許可すると考えていることを明らかにしている。

 ピセエフ会長は「彼女は1999年からここロシアで練習している。2002年以降はサンクトペテルブルク(Saint Petersburg)で生活し、地元の大学を卒業している。彼女はすでに半分ロシア人だ」と語っている。
 
 川口は、アレクサンドル・スミルノフ(Alexander Smirnov)と09欧州選手権(ISU European Figure Skating Championships 2009)に出場し、ペアで総合2位に入り、銀メダルを獲得している。(c)AFP