【1月24日 AFP】コンゴ(旧ザイール)の反政府勢力「人民防衛国民会議(National Congress for the Defence of the PeopleCNDP)」を率いるローラン・ヌクンダ(Laurent Nkunda)司令官が23日、隣国ルワンダで拘束された。現在は、戦争犯罪の容疑でコンゴ側への引き渡しが待たれている状態だという。

 コンゴ、ルワンダ両国の当局者によると、ヌクンダ司令官は、かつて共闘したツチ系同盟勢力に離反され国境地帯に逃亡したところを、コンゴとルワンダの兵士によって拘束されたという。

 匿名のルワンダ軍関係者はAFPに対し、ヌクンダ司令官はルワンダ国内の「秘密の場所」で拘束されていると語った。一方、反政府勢力の関係者によると、同司令官の拘束場所はコンゴとの国境に近いギセニー(Gisenyi)にある民家だとしている。(c)AFP