【1月18日 AFP】中国国営新華社(Xinhua)通信は18日、北部山西(Shanxi)省で入院した2歳の女児が強毒性の高病原性鳥インフルエンザと診断され、重体になっていると伝えた。

 同省の衛生当局によると、女児は14日に入院し、その後の検査で鳥インフルエンザのウイルスであるH5N1への陽性反応が確認された。この女児は1月上旬に湖南(Hunan)省で発症し、祖父母が山西省の病院に入院させたという。

 衛生当局は女児と接触したすべての人物を監視しているが、現在までに発症した人はいないという。何人が女児と接触していたのかは明らかにされていない。

 中国では1月上旬に首都北京(Beijing)で19歳の女性が、市場で買ったアヒルを処理した後に鳥インフルエンザで亡くなっている。(c)AFP