【1月16日 AFP】イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)は15日、所属するブラジル代表のカカ(Kaka)に対しマンチェスター・シティ(Manchester City)から「巨額」の条件提示があり、史上最高額のオファーを検討していることを明らかにした。

 ミランのオーナーであるシルビオ・ベルルスコーニ(Silvio Berlusconi)伊首相が設立したテレビ局メディアセット(Mediaset)は、マンチェスター・シティがカカに対し移籍金1億5000万ユーロ(約178億円)、年俸1500万ユーロ(約17億8000万円)を提示したと報じている。

 ミランTVのプレゼンターを務めるマウロ・スマ(Mauro Suma)氏は「マンチェスター・シティからカカに対するオファーがあり、ミランはそれを検討している。この検討は決定や承認があったということを意味しない。最終決定や『既成事実』はなく、これからだ」と語っている。

 26歳のカカに対するマンチェスター・シティのオファーの現状をめぐっては、これまで情報が錯綜(さくそう)していた。

 マンチェスター・シティのマーク・ボーウェン(Mark Bowen)アシスタント・マネージャーは、英BBCに対し交渉成立は「極めて近い」と語っていたが、ある中東のビジネス系ウェブサイトは交渉が決裂したと主張していた。

 イタリアでは、ミランが13日にマンチェスター・シティに対してカカとの交渉を許可したとマンチェスター・シティのマーク・ヒューズ(Mark Hughes)監督が主張したことを伝え、同クラブの代表と辣腕(らつわん)代理人のキア・ジョオラビシアン(Kia Joorabchian)氏が、カカの父で代理人を務めるボスコ(Bosco)氏と接触したとするガゼッタ・デロ・スポルト(Gazzetta dello Sport)紙の報道が受け入れられている。

 カカ自身はミランが放出したくないのであれば残留で満足だと語ったとされているが、同選手は過去に何度もいつかプレミアリーグでプレーしたいと示唆している。(c)AFP/Barnaby Chesterman