【1月7日 AFP】マレーシアの男性が、携帯電話のテキストメッセージを介して婚約を破棄されたとして、イスラム法廷を通じて元フィアンセを訴えている。国営ベルナマ(Bernama)通信が6日報じた。

 訴えを起こしたのは、グラフィックデザイナーのムハンマド・サレ・ムハマド・ユスフ(Muhammad Salleh Muhamad Yusuf)さん(46)。ユスフさんと28歳の元フィアンセは、今月17日に結婚する予定だったが、前月に突然、元フィアンセの父親から、娘をあきらめてほしいとのテキストメッセージが2通送信されてきたという。

 ユスフさんは、元フィアンセに対し、結婚式のキャンセル料などの名目で7万リンギット(約190万円)以上の損害賠償を求める訴えを起こした。

 ユスフさんの弁護士は、「2人は互いの合意のもとで婚約した。原告は、フィアンセが婚約破棄をした理由を知らされていない」と話している。

 マレーシアで、テキストメッセージが絡んだ「もめ事」が法廷に持ち込まれた例は、今回が初めてではない。3年前には、妻の携帯電話にテキストメッセージとボイスメール各1通を送って離婚を告げた上院議員が、イスラム法廷で罰金刑を言い渡されている。(c)AFP