【1月5日 AFP】ファッション・デザイナーのテッド・ラピドス(Ted Lapidus)氏が08年12月29日、呼吸不全のためフランス・カンヌの病院で死去した。79歳だった。遺族によれば、ラピドス氏は長い間白血病を患っていたという。

 遺体は2日にパリのペール・ラシェーズ(Pere Lachaise)墓地に埋葬された。歌手のシャルル・アズナヴール(Charles Aznavour)らが参列し、故人との最後の別れを惜しんだ。

 ラピドス氏は1929年にパリに生まれ、仕立て屋であったロシア系移民の父の職業を継ぎ、1958年にメゾン「テッド ラピドス」を創業した。60年代~70年代には、ユニセックスな服やサファリ・ルックが評判となり、顧客にブリジット・バルドー(Brigitte Bardot)やアラン・ドロン(Alain Delon)らが名を連ねた。

 ラピドスの死を受け、ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)仏大統領は、「彼はハイ・ファッションの詩人だ」と称え、哀悼の意を表した。

 「テッド ラピドス」は、ラピドス氏の息子オリヴィエ・ラピドス(Olivier Lapidus)が継ぐ。(c)AFP