【1月2日 AFP】イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)への空爆で1日、ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)の有力幹部、ニザル・ラヤン(Nizar Rayan)氏とその妻4人、子ども2人が死亡した。医師が語った。

 医師によると、ガザ地区北部のジャバリア(Jabaliya)にある5階建ての建物にミサイルが直撃し、ラヤン氏とその妻や子どもが死亡した。死亡した子どもは7歳と10歳。また、この空爆で、ほかにも3人が死亡した。

 イスラエル軍は、ラヤン氏の自宅を空爆の標的にしたと発表している。

 ラヤン氏は、前年12月27日にイスラエル軍が空爆を開始して以降、殺害されたハマス幹部としては最高位。(c)AFP