【1月1日 AFP】チェコは1日、フランスから欧州連合(EU)の議長国を引き継いだ。首都プラハ(Prague)を見下ろす丘では、政府幹部がEU旗の色である青と黄色の巨大な振り子に光をともした。

 EU議長国の任期は半年。2004年にEUに加盟したチェコは、金融危機やイスラエルとパレスチナの紛争、ロシアとウクライナのガス価格をめぐる争いなど、問題が山積している時期での議長国就任となった。

 議長国就任は、チェコのミレク・トポラーネク(Minister Mirek)首相にとって頭の痛い問題を招く可能性もある。欧州統合に懐疑的なバツラフ・クラウス(Vaclav Klaus)大統領からの反対論が高まっているからだ。同大統領は、議長国就任を「重要なことではない」と批判している。

 また、チェコ政府にとっては、ユーロ導入時期を決定できていないことや、EUの改革を目指す新基本条約「リスボン条約(Lisbon Treaty)」の批准していない最後の加盟国となっていることなどもマイナス要因となる恐れもある。

 議長国就任の公式記念式典は、7日にプラハ市内の国立劇場で開催されることになっている。(c)AFP