【12月29日 AFP】(一部更新)中国・湖北(Hubei)省武漢(Wuhan)で28日、長江(揚子江、Yangtze River)の両岸をつなぐ初の自動車専用トンネルが試験開通した。

 上下線あわせて4車線の全長3.6キロ。人口800万人を抱える武漢市の交通渋滞を解消する目的で、2004年11月から総工費17億元(約225億円)をかけて建設が進められていた。試験開通期間は3か月間だという。

 国営新華社(Xinhua)通信によると、トンネルは、中国内陸部への玄関口として知られる武漢市内の大学や官庁が集まる地区と商業地区をつなぐ。これまで30分かかっていた両地区間の所要時間は、トンネルの開通により7分に短縮されるという。(c)AFP