【12月29日 AFP】NFLインディアナポリス・コルツ(Indianapolis Colts)のペイトン・マニング(Peyton Manning)が、28日に行われた第17週のテネシー・タイタンズ(Tennessee Titans)戦で、自身の持つ4000ヤード獲得シーズン数のNFL記録を9に更新した。

 タイタンズとのレギュラーシーズン最終戦で第1クォーターの最初の攻撃だけプレーしたマニングは、1回のタッチダウンパスを含む7回中7回のパスを成功させて95ヤードを獲得した。

 将来の殿堂入りが確実とされているマニングは記録達成まで残り93ヤードでタイタンズ戦を迎え、ジョセフ・アッダイ(Joseph Addai)に55ヤードのタッチダウンパスを通し4000ヤードを突破した。

 マニングが11シーズンのキャリアで4000ヤード獲得に失敗したのは、ルーキーイヤーの1998年と、残り2試合に出場せず3747ヤードに終わった2005年の2シーズンのみで、4000ヤード獲得シーズン数の歴代2位はダン・マリーノ(Dan Marino)氏の6度となっている。

 また、タイタンズ戦ではマーヴィン・ハリソン(Marvin Harrison)がレシーブ数でNFL歴代2位となり、ダラス・クラーク(Dallas Clark)も1966年にジョン・マッキー(John Mackey)氏が記録したタイトエンド(TE)としての年間獲得ヤードの球団記録を更新している。

 記録を更新したマニングは「本当にそのことは考えていなかった。マーヴィンとダラスへの意識の方が少し大きかったよ」と語っている。

 両チームはすでにプレーオフ進出を決めていたため、共に主力選手を温存して行われた試合はアダム・ヴィナティエリ(Adam Vinatieri)が3本のフィールドゴールを決め、コルツが23-0でタイタンズを下した。(c)AFP