【12月27日 AFP】クーデターで軍事評議会が実権を掌握しているギニアの首都コナクリ(Conakry)で26日、故ランサナ・コンテ(Lansana Conte)大統領の葬儀が行われ、軍事評議会のナンバー2も姿を見せた。

 1984年にクーデターで政権を掌握した故コンテ大統領は、24年間にわたってギニアを統治した。コンテ政権の24年間は、汚職や不正選挙、抗議行動の弾圧に象徴されるものだったが、コナクリで行われた葬儀には、数万人が集まり、支持者だけでなくコンテ氏を批判してきた人びとも訪れた。

 軍事評議会のナンバー2、Mamadou Ba Toto Camara将軍は2万人以上の参列者を前に、コンテ氏への敬意を表した。

 一方、軍事評議会議長で24日に大統領宣言をしたムサ・ダディ・カマラ(Moussa Dadis Camara)大尉は葬儀に姿を現さなかった。(c)AFP/Mouctar Bah