【12月25日 MODE PRESS】デザイナー鈴木道子(Michiko Suzuki)が手がけるワイズ レッドレーベル(Y’s Red Label)が、09年春夏コレクションで3シーズン目を迎えた。回を重ねる毎に、その独特の世界観と彼女自身の完成度がより高く、そして形を成していく様が手に取るようにわかる。

 今回の新作コレクションは「魔女」がテーマ。会場となった駒沢公園は、夜ということもあり辺り一面真っ暗。そんな中、ショーは始まった。

 『黒い森』にこだわったという鈴木は、都会の中の森を探した。「世界って色が溢れている。情報も多すぎて・・・・時々、世界が真っ黒だったらいいのに」そんな風に語る鈴木。「真実って私たちが何気に送っている日々の生活や溢れかえる情報の中に埋もれているでしょ?私は物事の核心というか・・・・真実が知りたい」と続けた。

 終始黒で統一された今回のコレクション。「どう転んでも"ヨウジヤマモト"なんでしょ?と思われているのは自分でも感じる。だったら、とことん黒で勝負したいな・・・・と思ったんです。黒という色の持つパワーは思いのほか強い。"余白の美"という概念を通じて、その内に秘めたパワーを表現したかった」と語る。

 黒い森の中でキラリと光るコレクションは彼女なりの真実と熱いメッセージが込められていた。 (c)MODE PRESS / 岩田奈那

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