【12月23日 AFP】米ニュージャージー(New Jersey)州フォートディクス(Fort Dix)陸軍基地への攻撃を計画したとされるイスラム過激派5人についての公判が22日、同州カムデン(Camden)の裁判所で開かれ、5人は兵士の殺害を共謀した罪で有罪評決を受けた。だが、米軍兵士や公務員の殺人未遂では無罪となった。終身刑が科される可能性もある。裁判所関係者が述べた。

 この事件に関連して、当初、ピザの配達員やタクシー運転手を含む6人が拘束されていた。6人のうち4人は旧ユーゴスラビア出身、ほかの2人はそれぞれヨルダンとトルコ出身。1人はすでに武器関連のより軽い罪で有罪を認めている。

 事件が発覚したきっかけは、被告らが撮影したイスラム教の聖戦を呼び掛けながら銃を発砲する映像を、DVDへコピーするよう頼まれた店員が警察に通報したことだった。これを受け、連邦捜査局(FBI)が16か月にわたり潜入捜査を行っていた。

 連邦検事局によると、被告の1人は「イスラム聖戦士」6、7人が携行式ロケット弾などで「兵士100人以上」を殺害する計画があると語っていたという。

 ホワイトハウス(White House)と捜査当局は同グループについて、国際テロ組織と関連している可能性は低いとの見方を示しているが、FBIは「自国内の」新たなテロの脅威を示すものだとしている。(c)AFP