【12月14日 AFP】ロシア海軍の軍艦3隻が13日、地方選の結果をめぐり混乱するニカラグアに寄港した。

 左派政権を率いるダニエル・オルテガ(Daniel Ortega)大統領は諸外国軍による訪問を認める権限を持つと主張するが、野党議員は議会に権利があると強く反論している。

 Igor Kondrashev在ニカラグア・ロシア大使は、「ニカラグアの法を犯す意図はない。ロシア艦は友好と人道的活動のために寄港した」と前置きした上で、寄港の目的がコンピューター、発電機、医薬品などをニカラグアに寄贈するための輸送だったことを明らかにした。

 乗員合わせて650人が乗るロシア軍艦3隻はニカラグアに15日まで寄港するという。(c)AFP