【12月12日 AFP】米インターネット検索大手グーグル(Google)は11日、市場を独占する米ソフトウエア大手マイクロソフト(Microsoft)のブラウザ「インターネットエクスプローラ(Internet ExplorerIE)」に対抗して独自開発したインターネット閲覧ソフト(ブラウザ)「グーグル・クローム(Google Chrome)」の正式版を公開した。

 グーグルは、新製品発表の際に長期にわたってベータ版(テスト版)の公開を続けることで知られ、無料メールサービス「Gmail」は公開から約5年たった現在でもベータ版のまま。だが、クロームについては「比較的短い100日でその真価が確認され」「目標とする安定性とパフォーマンスに到達できた」ため、正式版へ移行したとしている。

 クローム・ベータ版は公開以来、世界各国のユーザー1000万人以上からの意見を基に、15回におよぶ改変・修正を行ってきた。ユーザーからの要望に基づいて改善された点には、動画機能の向上やデータロード速度の高速化、プライバシー機能とセキュリティ機能の強化などが含まれているという。グーグルは、今後も改善を続けることを約束している。(c)AFP