【【12月12日 AFP】「JFK」「ニクソン」などの問題作を発表している社会派監督のオリバー・ストーン(Oliver Stone)氏が、今度はベネズエラのウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領のドキュメンタリー映画を計画している。エンターテインメント情報紙バラエティ(Variety)が11日に報じた。

 ストーン監督は同紙に対し、このほど公開されたョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領の伝記映画の次の作品では、チャベス大統領と南米における最近の左派政治家の台頭に焦点を当てると語った。監督は過去にチャベス大統領と会ったことがある。同紙によれば、この作品は、チャベス大統領が国内外で直面する政治的反対勢力について考察するものになるという。

 ストーン監督は、これまでキューバのフィデル・カストロ(Fidel Castro)前国家評議会議長のドキュメンタリーも制作している。一方、イランのマフムード・アフマディネジャド(Mahmoud Ahmadinejad)についての映画も制作するという報道内容は否定している。(c)AFP