【12月11日 AFP】JR東日本(East Japan Railway)は、10日からJR東京駅改札口などに、振動を電気に変える「発電床」を設置し、乗降客が改札を通過する際の足踏みから発電する実験を始めた。

 JR東日本と独立行政法人の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)などが共同で行う。

 この「発電床」はスレートやゴムシート、セラミック製で、理論上は自動改札機と電光表示板の電力を供給することができる。東京駅の1日の利用客は約8万人。

 また、渋谷区でも駅前に「発電床」が設置されており、クリスマスのイルミネーションに電力を供給する。(c)AFP