【12月2日 AFP】2009年の野球殿堂入り(Baseball Hall of Fame)候補者リストが1日に発表され、メジャーリーグ歴代最多盗塁記録を持つリッキー・ヘンダーソン(Rickey Henderson)氏が入った。

 ヘンダーソン氏は初めて殿堂入り資格を得た10人と共に候補者リスト入りした、候補者の数は23人とこれまでで最も少なくなっている。

 ヘンダーソン氏と共に初めて同資格を得たのは、デービッド・コーン(David Cone)氏、ロン・ガント(Ron Gant)氏、マーク・グレース(Mark Grace)氏、ジェイ・ベル(Jay Bell)氏、ジェシー・オロスコ(Jesse Orosco)氏、ダン・プリザック(Dan Plesac)氏、グレッグ・ボーン(Greg Vaughn)氏、モー・ボーン(Mo Vaughn)氏、マット・ウィリアムス(Matt Williams)氏。

 オールスターに10度選出され、1990年にはアリーグのMVPに輝いたヘンダーソン氏は、資格を得て初めての挑戦で殿堂入りする最有力候補と目されている。

 ヘンダーソン氏は、歴代最多の通算1406盗塁、2295得点を記録しており、2190四球はバリー・ボンズ(Barry Bonds)氏の2558に次いで歴代2位となっている。(c)AFP