【11月26日 AFP】大阪府の京阪(Keihan)電鉄の電車内で、女性客を驚かせようと昆虫の幼虫約200匹をばらまいたとして、大阪府警は24日、水田学(Manabu Mizuta)容疑者(35)を現行犯逮捕した。警察が25日発表した。

 水田容疑者は、「驚いて足をばたつかせる女性客の姿が見たかった」と容疑を認めている。警察によると、容疑者は幼虫3600匹を10個のケースに入れ、リュック内に所持していたという。

 警察の広報担当者によると、水田容疑者は女性客のそばへ行き、ケースから幼虫を床にばらまいた。警備中の警察官が現行犯逮捕した時には、ケース内の幼虫を床にばらまき終わっていた。幼虫は約200匹はいたとみられているが、あまりに多すぎるので数えることができなかったという。

 京阪電鉄では今月、同様の被害が18件起きていたため、大阪府警が警戒していた。(c)AFP