【11月22日 AFP】イングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)に所属するウィリアム・ギャラス(William Gallas)は、キャプテンの地位をはく奪され、22日に行われるマンチェスター・シティ(Manchester City)戦の遠征メンバーから外れたことが21日に報じられ、クラブでの将来のために苦闘している。

 フランス代表のディフェンダー(DF)である同選手は、20日に行われたインタビューに包み隠しなく応じ、アーセナルの控室が一触即発の状態であることを暴露し、若いチームメイトを糾弾したことで批判を受けている。

 ギャラスは、4-4で引き分けたトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)戦(10月29日)のハーフタイム中に、リーグ優勝のために戦う気持が欠けているとチームの若手選手を批判し、これに対し匿名の中心選手をはじめ数選手から自身が侮辱されたと主張している。

 21日に信頼性の高いフランスのサッカーサイトは、情報源を明らかにしていないが、ギャラスが激怒したアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督からキャプテンの地位をはく奪されたことを報じた。

 またロンドンでは、遠征先のマンチェスター行きの飛行機に乗るために空港に向かうチームバスに、ギャラスが乗っていなかったと伝えられている。

 報道では、20日にベンゲル監督はロンドン・コルニー(London Colney)の練習場にギャラスを呼び出し、会談したとされている。

 ベンゲル監督は、07-08シーズンのバーミンガム・シティ(Birmingham City)戦の終了間際にピッチ上で平常心を失い、リーダーシップに欠けているとギャラスが批判された際には同選手を擁護している。

 英タイムズ(The Times)紙は、チームがギャラスのコメントに不満を表せば、ベンゲル監督にはキャプテンマークをセスク・ファブレガス(Cesc Fabregas)かガエル・クリシー(Gael Clichy)に渡す用意があると報じている。

 また、1987年から2000年にかけてアーセナルで約600試合に出場したナイジェル・ウィンターバーン(Nigel Winterburn)氏も、ギャラスの暴言に対する非難に加わった。英スカイ・スポーツ(Sky Sports)に対しウィンターバーン氏は「ギャラスのコメントにはとても失望している。アーセナルだけでなく、あらゆる試合でハーフタイム中や試合後に口論が起こることは誰でも知っているが、それはチーム内で消化されている。彼は確かに1人の選手がチームの和を乱していると口にし、4、5人の選手に疑いが持たれているが、彼はその名前を明らかにしていないのだ」と語っている。(c)AFP