【11月15日 AFP】プロ野球の読売ジャイアンツ(Yomiuri Giants)に所属する上原浩治(Koji Uehara)投手が14日、米メジャーリーグ(以下、MLB)でプレーするという夢を叶えるため、自身が持つフリーエージェント(以下、FA)権を行使することを明言した。

 上原は声明の中で「大学の時からの夢であり、目標だった。大リーグでプレーしたいという気持ちが10年間途切れなかった。その入り口にやっと立てたという気持ち」と語っている。

 また今のところどの球団からも正式なオファーを受けてはおらず「数球団の希望はありますが、自分に興味を持っている球団も話を聞いてみたい」としている。

 2008年シーズン開幕直後の4月にFA権を獲得した上原は、読売ジャイアンツとプロ野球の加藤良三(Ryozo Kato)コミッショナーに対して、FA移籍に必要な書類を提出した。

 上原は、FAとしてコミッショナーから公示される翌日の11月20日から、全ての球団と交渉することが可能となる。MLBのクリーブランド・インディアンス(Cleveland Indians)に所属する小林雅英(Masahide Kobayashi)投手も契約を結んでいるSFXベースボールジャパン(SFX Baseball Japan)が上原の代理人業務を行うことになっている。

 上原は、2002年にニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)と契約を結んだ松井秀喜(Hideki Matsui)に続き、読売ジャイアンツからFAでMLBへ移籍する2人目の選手となる。

 1998年にMLBのアナハイム・エンゼルス(Anaheim Angels、現ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムLos Angeles Angels of Anaheim)からのオファーを断り読売ジャイアンツ入団した上原は、プロ通算10年で、通算112勝62敗、防御率3.01の成績を収め、2004年のアテネ五輪に続き8月の北京五輪にも出場、2006年の第1回ワールド・ベースボール・クラシック(World Baseball Classic)では日本の優勝に貢献している。(c)AFP