【11月13日 AFP】「フランスのスパイダーマン」の異名を取るアラン・ロベール(Alain Robert)さん(46)が12日、インドネシアの首都ジャカルタ(Jakarta)にある33階建てのシティー・タワー(City Tower)を制覇した。

 パリのエッフェル塔(Eiffel Tower)、マレーシアのペトロナス・ツインタワー(Petronas Twin Towers)など、世界の高層建築物への挑戦を続けているロベールさんはこの日、驚いた通行人数百人が見守る中、命綱なしの「素手」のみで登頂に挑んだ。

 40分で壁面を登り切ったロベールさんは、頂上に腰掛け、12日発刊されたばかりの英字紙ジャカルタ・グローブ(Jakarta Globe)を広げて読むという余裕を見せた。だがこの後、事情聴取のため警察に連行された。 

 ロベールさんは、当初ウィスマ・ムリア・タワー(Wisma Mulia tower)を登る予定で警察と交渉していたが、同日になっても許可が下りなかったため、目標をシティー・タワーに変更した。

 ロベールさんは今年6月、地球温暖化問題の啓発のためにニューヨークにある52階建てのニューヨーク・タイムズ(New York Times)本社ビルに挑み、途中で「地球温暖化は毎週、9.11同時多発テロを超える犠牲者を出している」との横断幕を掲げた。しかし頂上に到達後、警察に逮捕された。

 4月には、地球温暖化に抗議するため、香港のフォーシーズンズホテル(Four Seasons Hotel)の壁面を登った。登頂後に逮捕されたが、無罪放免となった。(c)AFP