裁判官が居眠りで裁判やり直し、オーストラリア
このニュースをシェア
【11月7日 AFP】オーストラリアの高等裁判所は6日、麻薬密輸事件の裁判中に裁判官が居眠りをしていたとの理由で、被告2人に下されていた有罪判決を棄却し、裁判のやり直しを命じた。
問題となった裁判は、2004年に行われたもので、麻薬「エクスタシー」の密輸共謀罪で、被告2人に11年から13年6月の実刑判決が出ていた。
しかし、証言によると、裁判を担当したイアン・ダッド(Ian Dodd)裁判官は、時にはいびきをかきながら、最長で20分間も居眠りを続け、これに驚いた陪審団は、明らかに気をそがれていたという。一方、裁判所職員らは、わざと書類を落として大きな音をたてるなどして、裁判官を起こそうと試みた。
こうしたことから高裁は、ダッド裁判長は、公判の間、法が定める職務を遂行しておらず、陪審団も集中力を欠いていた結果、公正な判決が下されたか疑問があるとして、2人の訴えを認め、事件の再審を命じた。
一方、ダッド裁判官は、居眠りの理由が睡眠時無呼吸症だったことがわかり、2005年に退官している。(c)AFP
問題となった裁判は、2004年に行われたもので、麻薬「エクスタシー」の密輸共謀罪で、被告2人に11年から13年6月の実刑判決が出ていた。
しかし、証言によると、裁判を担当したイアン・ダッド(Ian Dodd)裁判官は、時にはいびきをかきながら、最長で20分間も居眠りを続け、これに驚いた陪審団は、明らかに気をそがれていたという。一方、裁判所職員らは、わざと書類を落として大きな音をたてるなどして、裁判官を起こそうと試みた。
こうしたことから高裁は、ダッド裁判長は、公判の間、法が定める職務を遂行しておらず、陪審団も集中力を欠いていた結果、公正な判決が下されたか疑問があるとして、2人の訴えを認め、事件の再審を命じた。
一方、ダッド裁判官は、居眠りの理由が睡眠時無呼吸症だったことがわかり、2005年に退官している。(c)AFP