【11月3日 AFP】(記事更新、写真追加)08F1第18戦ブラジルGP(Brazilian Grand Prix 2008)決勝。4番グリッドからスタートしたマクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)は、1時間34分50秒342で5位入賞を果たし、F1史上最年少の年間王者に輝いた。

 雨に見舞われたブラジルGPの最終ラップでハミルトンが最年少王者に輝いた。

 絶妙のコントロールと判断力を兼ね備えたドライビングを見せて、緊迫したレースの驚異的な最終ラップで栄冠を勝ち取り、07シーズンに成し得なかった新人ドライバーによる初の王者獲得の借りを返したハミルトンは、18秒差をつけられていたトヨタ(Toyota)のティモ・グロック(Timo Glock)を71周目にかわし、08年シーズンの最終周でドライバーズタイトルを手にした。

 10万人の熱狂的な観客が集まったインテルラゴス・サーキット(Interlagos Circuit)での波乱のレースでハミルトンは、英国人ドライバーとしては1996年のデイモン・ヒル(Damon Hill)氏以来通算9人目、マクラーレンのドライバーとしては99年のミカ・ハッキネン(Mika Hakkinen)氏以来となる王座獲得を史上最年少で達成し、初の黒人選手王者ともなった。

 予想だにしなかったウェットとドライの路面状況の中行われたレースは、ハミルトンとタイトルを争っていたフェラーリ(Ferrari)のブラジル出身ドライバー、フェリペ・マッサ(Felipe Massa)が優勝を飾りドライバーズポイントを97としたが、ハミルトンの98ポイントに1歩届かなかった。23歳のハミルトンは慎重かつ計算されたレース運びを見せてトラブルを避け、2年目のシーズン最後にタイトルを手にした。

 前最年少王者は現ルノー(Renault)で、2005年王者となったフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)の24歳58日だったが、ハミルトンは23歳300日で新王者となり、記録を更新している。(c)AFP/Gordon Howard