【11月2日 AFP】英ウェールズ(Wales)南部スウォンジー(Swansea)で、ウェールズ語への翻訳の手違いから「現在事務所を不在にしています」と書かれた道路標識が立つ珍騒動が起きた。

 本来の標識は英語で「住宅地につき大型車の進入禁止」だった。市の担当部署が翻訳を依頼したところ、戻ってきた電子メールには、ウェールズ語で「現在事務所を不在にしています。翻訳する原本をお送り下さい」とあった。

 ウェールズ語を理解しない担当官は、この自動返信メールの文章を完成した翻訳と思い込み、標識を作ると市内のスーパーマーケット前に立ててしまった。その後、ウェールズ語を話す住民からの指摘があるまで間違いに気がつかなかったという。

 ウェールズでは道路標識はすべて、英語とウェールズ語を併記することが定められている。(c)AFP