【10月31日 AFP】インド北東部アッサム(Assam)州で30日発生した連続爆発事件で、警察当局は31日、事件に関係しているとみられる十数人の身柄を拘束した。

 また、バングラデシュに拠点を置く「Harkat-ul-Jihad-al-Islami」など、アッサム州で活動するイスラム原理主義組織が関与した可能性についても捜査を進めている。

 事件直後、州政府高官がアッサム地方の分離独立を目指す過激派組織「アッサム統一解放戦線(ULFA)」による犯行との見方を示していたが、ULFA側は関与を否定した。

 この事件では、1時間ほどの間に合計12個の爆発物が爆発し、そのうち6件は州都グワハティ(Guwahati)で起きた。これまでのところ、犯行声明は出ていない。 

 一方、同州保健当局は31日、病院に収容された負傷者が死亡したため、死者数が71人になったと発表した。(c)AFP/Zarir Hussain