【10月29日 AFP】高級ホテルのレストランやバーでの会食が批判の的になっている麻生太郎(Taro Aso)首相は、28日の参院外交防衛委員会で、カップめんの値段についての庶民感覚とのズレを感じさせる答弁を行った。

 世界的な景気減速によって日本経済も厳しい状況にあるなか、野党議員がカップめんがスーパーでいくらで売られているか知っているかと質問したところ、麻生首相は「最初に出た時、えらく安かったと思うが、いまは400円くらいします?」と答弁した。

 野党議員がすぐに「170円くらい」だと返すと、麻生首相は苦笑いを浮かべ「最近は自分では買わないから」と釈明した。(c)AFP