【10月29日 AFP】イラク駐留米軍の地位協定について、イラク政府は28日、イラク側の修正案を米国に提案することを閣議決定した。ヌーリ・マリキ(Nuri al-Maliki)首相が交渉担当となる。

 一方、米国家安全保障会議(NSC)のゴードン・ジョンドロー(Gordon Johndroe)報道官は同日、「イラク側から修正案はまだ受け取っていないが、(現状の)草案を良い案と考えている。修正には高いハードルがある」と語り、修正に対して慎重な姿勢を示した。

 イラク議員のMahmud Othman氏は、現行の草案では権限が不十分であり、作戦中に犯罪行為をした米軍兵士をイラク政府が訴追できなければならないと語った。

 米軍のイラク駐留に法的な根拠を与えている国連安保理決議が年末で期限が切れるため、米軍が駐留を続けるには、今年中の地位協定の締結が必要となる。(c)AFP/Karim Talbi