【10月21日 AFP】締結が遅れているイラク駐留米軍の地位協定(Status of Forces AgreementSOFA)について、米国務省関係者は20日、年内にイラク側の合意を得られるよう集中的に取り組んでおり、現在はほかの選択肢を「考える段階ではない」と述べた。

 米軍のイラク駐留の根拠である国連安保理決議(UN Security Council)の期限が08年末で切れるため、SOFAは7月末までに締結されるはずだったが、イラク側が主権を守ることに強い姿勢を示したため、米イラク両政府の交渉は暗礁に乗り上げている。

 この匿名の米国務省関係者は、イラク側が最終の協定案を拒否した場合、米政府はただちにほかの選択肢を検討するのかと報道陣に問われ「そのとおりだ。だが、現段階では交渉期限があるとは思っていない。ほかの選択肢を検討しておくことは賢明だろうが、今はそういう段階ではない」と語った。

 SOFAの最終草案では、米軍の戦闘部隊は2009年7月までにイラク国内の町村から撤退し、2011年12月までには全軍がイラクから撤退するとされている。(c)AFP