OPEC議長、臨時総会で大幅減産の必要性を表明
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【10月19日 AFP】石油輸出国機構(Organization of Petroleum Exporting Countries、OPEC)のシャキブ・ヘリル(Chakib Khelil)議長(アルジェリア、エネルギー・鉱業相)は18日、オーストラリア・ウィーン(Vienna)で24日に開かれる臨時総会で大幅な原油減産を決める必要があるとの考えを表明した。
アルジェリア南部タマンラセット(Tamanrasset)で記者団を前にヘリル議長は、「臨時総会では減産が決まるだろうが、需給関係を保つため大幅にならざるをえない」と語った。
へリル議長はまた、米国を初めとする巨大市場で消費が冷え込んだことで原油の需要が低下し、現在世界規模の需要は日量300万バレルほど落ち込んだと指摘した。
OPECは2009年前半まで原油価格が安定を続けることを希望するとへリル議長は語り、「1バレルにつき70ドルから90ドルが望ましい」との見方を示した。(c)AFP
アルジェリア南部タマンラセット(Tamanrasset)で記者団を前にヘリル議長は、「臨時総会では減産が決まるだろうが、需給関係を保つため大幅にならざるをえない」と語った。
へリル議長はまた、米国を初めとする巨大市場で消費が冷え込んだことで原油の需要が低下し、現在世界規模の需要は日量300万バレルほど落ち込んだと指摘した。
OPECは2009年前半まで原油価格が安定を続けることを希望するとへリル議長は語り、「1バレルにつき70ドルから90ドルが望ましい」との見方を示した。(c)AFP