【10月18日 AFP】国連総会(UN General Assembly)は17日、安全保障理事会(Security Council)非常任理事国5か国の改選を行い、日本とイランが立候補していたアジア・グループ枠では日本が選出された。

 現在、非常任理事国は10か国で毎年半数の5か国が改選される。地域グループ毎に選ばれた候補国について国連総会で投票を行い、非常任理事国になるには投票総数の3分の2が必要とされている。17日の投票では日本が158票、イランが32票を集めた。

 イランは核開発計画に関連して国連の制裁下にあることから選出は難しいと見られていた。一方、経済大国で国連予算の約20%を負担している日本は欧米諸国を中心に幅広い支持を集めた。ある西側外交筋は前日の16日、日本が1回目の投票で勝利しなければ驚きだとAFPに語っていた。

 1945年の国連設立当初からの加盟国であるイランは、非常任理事国を1955-56年に1度務めただけだが、日本は1956年以降合計で18年間務めている。

 欧州グループでは、現在イタリアとベルギーが占めている2つの枠をオーストリア、トルコ、アイスランドが争い、オーストリアとトルコが選出された。

 外交筋の間ではイスラム諸国の強い支持を受けたトルコの選出は確実視されていた。一方、アイスランドはデンマーク、フィンランド、ノルウェー、スウェーデンのスカンジナビア諸国からの支持に期待をかけ、さらに国連で多数を占める小国の声を安保理に届けるとして支持を訴えていたが、世界的な金融危機の影響を受けたことが逆風となった。

 中南米枠ではメキシコが、アフリカ枠ではウガンダが選出された。

 今回選出された非常任理事国の任期は2009年1月1日からの2年間。今回改選されなかった非常任理事国(リビア、ブルキナファソ、コスタリカ、クロアチア、ベトナム)の任期は2009年末まで。(c)AFP